鳴門病院労組への対応~労働基準法に抵触する恐れ!徳島県は直ちに労使交渉に応じよ

 社会保険庁の解体によって、県北の救急・小児など拠点病院としての役割を担っている鳴門病院は、独立地方行政法人として、徳島県が取得することとなりました。来年4月1日から、徳島県の独立地方行政法人としての鳴門病院が発足するはずなのですが、鳴門病院に働く労働者・職員には、未だ「労働条件」の明示がありません。また、労働条件の労使合意にあたっては、労働組合との話し合いが当然の義務ですがその義務も現在実行されていません。

 労働基準法では、労働者を雇用するにあたって、事前に労働条件の明示が義務付けられており、同病院の労働組合は徳島県に対し、徳島県への移行にあたり再三再四、労働条件の明示とともに、団体交渉を徳島県に申し入れています。

 県民の範を示すべき「徳島県」が、県民の健康と命を預かる重要拠点の「鳴門病院」で働く職員の働く環境について、責任ある対応が未だできないことは、県民の健康と命に対して無責任のそしりを免れないでしょう。

 では。

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