日本維新の会~核武装を肯定し日本をどこに導くのか!

 日本維新の会の新代表となった石原慎太郎氏が11月20日、外国特派員協会で講演し、「いまの世界で核兵器を保有してない国の発言力は圧倒的に弱い~日本は核兵器に関するシミュレーションをやるべきで、それが一つの抑止力になる」と述べています。

 おりしも、「維新の会」代表代行の橋下徹大阪市長も広島で、日本に寄港する米艦船が核兵器を持っていないことはありえない」と述べた上で、米艦船の核兵器の持ち込みを肯定し認める「非核三原則の見直し」を公言しています。石原・橋下両氏の核武装に関する歩調はぴったり合っているようです。

 日本共産党の志位和夫委員長は、~『被爆国として「核兵器のない世界」への先頭に立つべき日本で、核兵器を保有する手順を検討すると言うのは言語道断であります。私は、このような政党に、被爆国・日本の政治に携わる資格はないということをはっきりと言っておきたい』と述べていますが、私も全くそのとおりだと思います。

 橋下徹代表代行の持論の一つが「決定する政治」ですが、日本の核武装を肯定・そして「決定」して、日本をどこに導くのでしょう。石原・橋下両氏の主張の先には、戦前の大日本帝国主義の影がちらついて見えるのは私だけでしょうか。

 では。

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