10月19日午後、徳島駅前に、「年金引き下げ反対」のむしろ旗が立ち並びました。日本共産党をはじめ、徳島労連・新日本婦人の会・健康と生活を守る会など政党・労組・民主団体もかけつけ、共に闘う決意や連帯のあいさつに続いて、「徳島行動宣言」が拍手で確認されました。
「年金者一揆2012」徳島行動宣言では~(要約)
国会は、民主・自民・公明の3党の密室合意で消費税増税の「一体改革」法案を強行し、国会史上重大な汚点を残したと指摘。衆院解散・総選挙の緊迫した情勢を迎えており、国民の怒りは、消費税増税だけでなく原発再稼働、オスプレイ配備、TPP推進など「国民の政治をかえてほしい」という怒りがわき起こっており、アメリカ言いなり、財界中心のゆがんだ政治を大本から変え、来るべき総選挙で、消費税増税を取りやめ、年金削減法案を廃案にする国会をつくるために、高齢者・年金者は力を合わせ闘おうと宣言しました。
東日本大震災の復旧・復興で「きずな・絆」という言葉や「国民的連帯」という言葉が飛びかっていますが、社会保障制度の課題や財政再建問題では、高齢者と若者世代との対立を煽る、新自由主義、弱肉強食の市場主義と自己責任論が横行しているように思います。
若者も高齢者も、人間が人間らしく働き、人間らしく生きられる社会づくりへの連帯が今こそ求められているのではないでしょうか。
では。