新町西地区再開発事業の県との事前協議~県から「回答書」

明日11日(火)午後1時から代表質問となります。主に「新町西地区第一種再開発事業」について質疑を行いますが、

今日、9月7日に終えた、徳島県と徳島市との事前協議に関する、徳島県からの「回答」が文書で届けられました。それによりますと、県はこう述べています。

 昨年11月に発生した東日本大震災の未曾有の被害を踏まえ、防災・減災対策に配慮した災害に強いまちづくりが急務となっている。この度、貴職から事前協議を受けた、新町西地区第一種再開発事業について、は、事業の実現に向けた工夫や配慮がなされているものの、県が定める都市計画との適合を図る観点から、以下の課題に十分対応して取り組まれたい。 

 資金計画の課題・事業計画の課題をそれぞれあげ、特に事業計画の課題では、説明を十分行うことによって、リスクの軽減を図られたいとし、具体的には、

①転出者に対する補助金等について、準備組合と一体となって、権利者の一層の合意形成に努めること。②市民から寄せられた疑問に対して、市民への一層の理解に努めること③大阪府のS市(堺)では、文化芸術ホールの再開発を計画し、都市計画決定したものの事業収支が成立せず、最近(23.12)廃止された事例があること。などを現計画の課題として挙げています。

 結局、徳島県の指摘は、権利者即ち地権者らとの合意形成も不十分で、市民の疑問に対してもより市民の理解を得る必要があるとの指摘のようです。この指摘は、私の質問にも合致する指摘で、質問にあたって一層意を強くした次第です。

 では。

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