8月9日付徳島新聞31面に、「橋下効果か 文楽観客増」の見出しで300文字ほどの論評報道がされています。記事の内容は、大阪・国立文楽劇場で開かれた夏休み文楽特別公演(7/21~8/7)の入場者総数が、前年比で約4割増で、橋下徹大阪市長の補助金削減方針を巡る騒動も予想外のプラス効果を生んだとみられるなどと論評しています。
橋下氏の「文楽攻撃」で、確かに文楽という伝統芸能に一般の大きな関心が集まったのは事実でしょう。しかし、観客が増えたのは、橋下氏が観客を増やしたのではなく、文楽関係者や多くの心ある市民の、橋下氏の文楽攻撃から、「文楽守れ」の熱い思いと取り組みの結果ではないでしょうか。
「橋下効果か」なんて、なんでも橋下氏の手柄話のようにいう見出しは止めにして、私が見出しをつけるなら、「文楽守れの熱い思い 観客増に!」です。
では。