関電と安全・保安院によると大飯原発3号機は、7月1日午後9時に原子炉が軌道。4日の発電開始が新調したタービンの回転異常で5日にずれ込むと発表されています。
このような中、 活断層の可能性が指摘されている関電・大飯原発について、3日経産省原子力安全・保安院の開いた地震専門家による「意見聴取会」の模様が、報道ステーションで放映されました。
東洋大学の渡辺教授は、大飯原発の敷地内で2~3日で「活断層」調査が可能なところが3か所あると指摘しています。
この日の、「意見聴取会」では、美浜原発(福井県美浜町)と高速増殖原子炉もんじゅ(福井県敦賀市)の敷地内を通る断層について調査が必要としましたが、関電が資料を提出しなかった大飯原発の活断層の問題については議論されず、先送りされています。
地震列島「日本」。原発ゼロの決断をしてこそ未来が開けます。では。