ソニー期間社員の闘い~勝利報告書とどく

 宮城県多賀城市のソニー労組仙台支部より、「ソニーに立ち向かった22人の期間工」と題した、たたかいの勝利報告書が送られてきました。昨年宮城県仙台市を訪問した際、日本共産党宮城県委員会を通じて支援カンパをさせていただきましたが、そのお礼報告として送られてきたものです。

 ソニー労組の闘いは、東日本大震災による被災を理由に、ソニーの子会社で働く期間社員・正社員約150名の雇い止め通告に対し、雇い止め通告を受けた期間社員のうち22名が、親会社のソニーに対し「震災の真っただ中で雇い止めすることは許せない」「正社員登用の約束を守れ」と闘いに立ち上がり、全国の労働者や市民の支援を受けながら11か月にわたって闘い続けてきたものです。そして、2012年3月29日、ソニーの100%子会社のソニーケミカル&インフォメーションデバイス株式会社との間で、★会社は再就職支援を再就職が確定するまで無期限で実施する。★本年7月1日以降は、希望者全員について、会社の責任でソニーの孫会社・株式会社シー・エス・ビルサービスの正社員として雇用を確保する等の約束をさせ勝利解決を果たしたものです。

 このたたかいに、日本共産党は、志位和夫委員長が国会質問に立ち、「被災地では、地元中小企業が一人の解雇者もださず復興に立ち上がっているのに、大企業のソニーは、会社の震災被害の復旧にいち早く駆けつけた社員を雇い止めするのか!」とするどくせまる質問が大きな話題となりました。

 徳島でも、シーリングテクノや日亜化学などではたらく、非正規労働者の勇気あるたたかいがあり、全国のたたかう仲間の連帯に支えられてきました。ソニーの勇気ある22人の仲間にまずは乾杯です。

 では。

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