日本共産党 徳島市議団が代表質問(中野一雄議員)

 本会議2日目の6月12日、日本共産党徳島市議団を代表し、中野一雄議員が、新町西再開発、ごみの広域化問題、原発再稼働と再生可能エネルギー、地場産業振興の4点について質しました。

とりあえず中野市議の質疑を一つだけご紹介すると~

 中野市議は、新町西再開発の進行状況をまず質問し、「現在の権利者数」(103人)、準備組合加入者数(63人)、面積(ホール1万4千㎡・商業2千8百㎡・住居2千9百㎡)、補助金額(地元負担9244万円)、事業総額中市の負担額(115億円)を質したうえで、新町西再開発事業の問題点として①再開発を利用した「地上げ」事業となっている。②住み続けられる事業とはいえない。③115億円の市税を使うのに、組合施工で発注・建設に市民や議会の目がとどかない。④地元負担とされている9244万円は「協力業者」の先行投資で、地元負担はゼロ事業となっているなど4つの問題点を上げました。また原市長が、市長選挙後、徳島市の施行でもない新町西再開発事業に「多少の反対があっても推し進める」と強権的な発言をしているが、反対者に対する恫喝ではないかなどと質しました。

 強権的な発言との指摘に、市長は、選挙を通じて市民に積極的に訴え、推進してほしいとの要望を直接市民から聞いているとし、積極的に推進したいという気持ちで述べたものと釈明しました。

 与党会派の議員質問とは打って変わって、市政の問題点、疑問点をづばりと突くするどい質問で、議場は緊張感が張りつめていました。

 では。

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