農水省政策研究所が、自動車の有無を問わず、「店までの距離が500m以上」ある人(買い物弱者)の分布を都道府県ごとに「食料品アクセスマップ」を作成。全国で910万人、徳島は7万人(9.2%)と発表されました。(今朝の徳島新聞3面)
農水省政策研究所のホームページ~から
近年、「買い物弱者」や「フードデザート(食の砂漠)」といった問題が、日本の各地で拡大しつつあります。農林水産政策研究所では、その問題が日本のどこで生じているのかを全国的に把握するために、GIS(地理情報システム)を活用して食料品アクセスマップを作成いたしました。この食料品アクセスマップとは、2分の1地域メッシュ(約500m四方の区画)という非常に小さな単位ごとに、生鮮品販売店舗への徒歩でのアクセスが困難である人口割合を推計したものです。ここでの「生鮮品販売店舗への徒歩でのアクセスが困難である」とは、生鮮品販売店舗から直線距離で500m以上であることとしています。詳細な推計方法はこちらをご覧ください。
2.食料品アクセスマップの見方
(1)PDF形式 |
各都道府県の市区町村界を背景として、2分の1地域メッシュごとに「生鮮品販売店舗までの距離が500m以上の人口割合」を5色で塗り分けています。例えば、オレンジ色のメッシュでは、生鮮品販売店舗までの距離が500m以上の人口割合は80%以上と推定され、多くの住民に取って買い物が困難であると考えられます。空白のメッシュは、そこに居住者がいないことを意味しています。 |