「甘やかすのはやめよう」「富裕層に課税を」に共感。届くか、強欲な財界・保身と堕落の政治家に。しんぶん赤旗とNHK「おはよう日本」の報道共鳴!

 たった一日ですが新聞のない朝(休刊日)はさびしく感じられます。 さて、今朝のしんぶん赤旗(日刊)は、もう「甘やかすのはやめよう」との主張を掲載しました。

 赤旗は、バフェット・ルールを取り上げ、米投資家のウォーレン・バフェット氏が米紙への寄稿で、「大金持ちを甘やかすのはやめよう」と訴え、欧州の大富豪らが次々と賛同。富裕層の行き過ぎた減税をやめて応分の負担を求める改革は「バフェット・ルール」と呼ばれ、米オバマ政権が公約にしていると述べ、貧困と格差がかつてなく拡大し、経済・財政は富裕層に行き過ぎた減税で奉仕できる状態ではない(ガイトナー財務長官)の発言を紹介しました。

 テレビを見ながらこの赤旗の主張を読んでいましたら~なんとNHKが、赤旗が取り上げた「バフェット・ルール」。富裕層に課税求める運動や主張を紹介するではありませんか。赤旗とNHKが、期せずしてとりあげた「富裕層への課税」問題。強欲な財界・保身と堕落の政治家に届けばいいのですが!

 赤旗は、日本の大富豪の税負担の低い理由?について、~

大富豪の税負担が低いのは、所得の大部分を占める金融所得の税率が勤労所得にかかる税率より低いからです。証券税制は欧米の税率30%~40%に対して日本は本則20%、優遇10%の低税率で、まさに「株主天国」。 民主党政権は、証券優遇税制を延長し、逆に所得が低い人に負担が重い消費税を増税するとし、ますます格差と貧困をひどくすると厳しく批判。

 圧倒的多数の庶民の家計を温めて、内需拡大を~

 赤旗は、大資産家への奉仕をやめ、圧倒的多数の庶民の家計を温めて貧困と格差を是正することは内需の回復にも不可欠の課題ですと述べ、富裕層への課税の具体化として、証券税制をなくし高額の配当や株取引に欧米並みの30%を課税。所得税、住民税、相続税の最高税率を引き上げるとともに「富裕税」(5億円を超える株や土地などに1~3%の低めの累進税率で毎年課税)の創設を掲げています。

 赤旗の主張は、過激でもなんでもない極々当たり前のことを主張しているのですが、一部の富裕層にとっては「過激」に思うかもしれませんね。 では。

 

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