子どもの日 原発ゼロの贈り物

今夜、北海道電力泊原発3号機が定期検査のため停止します。これで、国内すべての原発(50基)が停止することとなります。

今日は子どもの日。

私には県外に嫁いだ2人の娘と5人の孫がいます。日頃あえない孫たちの顔を思い浮かべ「何か、プレゼントでも」などと思いますが、中学生・小学校高学年ともなると課外活動も多くなり、連休といえども帰省するのは難しく、さりとて、こちらが出かければ良いのでしょうが本来の出不精。そして今年はいつものメーデー、憲法講演会にくわえて放美展もあり、結局気軽な独り身の連休となっています。

 総務省が発表した15歳未満の子どもの数は、1665万人で31年連続で減っているとのことですが、安定した雇用と子育てできる賃金、女性が働き続けられる子育て環境の改善なしに、子どもの減少(少子化)は止まらないでしょう。

 私たちは、「正社員が当たり前の雇用」にと声を上げていますが、少子化の原因のおおもとに「不安定雇用」があるとわかっていても、企業・資本家側から「コストを上げて正社員にしましょう」なんて言うはずはないわけですから、企業に対する、何らかの規制なしに「雇用改善」はできません。高速深夜バスの大事故によって、旅客行の規制緩和による劣悪な運転手の労働実態が明らかとなり、乗客の安全と規制のあり方が大きく報道され始めていますが、当時、小泉「構造改革・規制緩和」を天まで持ち上げた政党・政治家たちの責任はどう問われるのでしょうか。

 今年の子どもの日、まずは「原発ゼロ」の出発点という記念すべき日にしたいものですね。

 では。

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