14日のしんぶん赤旗(日刊)一面に、北朝鮮の「ロケット」発射に強く抗議するとした日本共産党志位和夫委員長談話が発表されました。
北朝鮮は、4月13日、「ロケット」発射を行った。打ち上げは失敗に終わったが「ロケット」発射を行ったことは「弾道ミサイル技術を利用した発射」の中止を求めた国連安保理決議1874号(2009年6月)に違反する行為である。日本共産党は、北朝鮮の行為に対して、強く抗議する。また北朝鮮に対して、情勢を悪化させるいかなる行動も厳重に慎むことを要求する。2005年9月の6か国協議の共同声明に立ち返り、国際社会の一員として責任ある行動をとることを、求めるものである。
また、志位委員長は、国会記者会見で記者団から「北朝鮮のロケット問題の今後の対応について」問われ、「国際社会が一致した対応をとること、非軍事・外交的手段に徹するという二つの原則が大事だ」と述べています。
また、しんぶん赤旗(日刊)報道によると、日本共産党志位委員長談話は、六か国協議参加国並びに国連安全保障理事会常任理事国、非常勤理事国の在京大使館、国連広報センターに送付されました。
私の感想ですが、北朝鮮の挑発行為を過度に利用して、沖縄に本格的に自衛隊の駐留・派遣体制の強化を図る政府の目論見も見え見えですし、私に言わせれば、北朝鮮は、三代世襲という近代社会の中でも異常な、いわば専制主義(封建的)国家体制であり、社会主義・共産主義とは縁もゆかりもない体制なのですが、このような北朝鮮の行為は「社会主義」のイメージダウンにもつながっているのではないでしょうか。
では。