「九条の会」の運動に確信!~総会&記念講演

2月4日ヨンデンプラザ3階ホールを会場に開かれた「九条の会徳島第7回総会&講演会」は、100人を超える参加者で会場一杯となりました。
 総会は阿部和代呼びかけ人(とくしま生協理事長)を議長に選出、経過報告と収支報告・事業計画と収支計画、規約改正や運営体制について中嶋信事務局長(徳島大学教授)が報告し質疑討論が行なわれ満場一致拍手で承認されました。
 続いて、全国「九条の会」の事務局員の高田健氏による講演「始動した憲法調査会と九条の会の役目」が行なわれました。
 高田氏は、九条の会の呼びかけ人の一人の加藤周一氏(故人)のエピソードとして、加藤夫人が、「文学者加藤は九条の会が発足したときから活動家になりました」と語ったと述べ、改憲に強い危機感を持って九条の会が発足したことを明らかにし、戦後改憲の策動が幾たびかあったが、九条の会のかかわりで言うと、1990年代からの改憲策動の特徴と読売新聞の「憲法世論調査グラフ」を示しました。そして、「九条の会」の発足によって改憲世論を護憲世論に変化させてきたことを示しまし、九条の会が改憲を許さない大きな役割を担っていることを明らかにしました。
 高田氏は憲法調査会はこれまで欠かさず参加していると述べ、野党時代憲法調査会に委員を送らず開かれなかった憲法調査会が、民主党が与党となって開かれ、改憲に向けた動きが強められつつあるが、改憲反対というスローガンだけでなく憲法を生かす取り組みの必要性、約9千にのぼる草の根の「九条の会」が、情勢にあった運動をすすめることの大切さを語りました。

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