どう向き合う原発事故~粉ミルクからセシウム

 今朝の徳島新聞トップ一面は、政府の原発事故の賠償指針(23市町村150万人)とあわせて、明治の粉ミルク(ステップ)からセシウムが検出され、県内量販店から回収・撤去の記事です。

 記事によると原料の牛乳は原発事故前に生産されたものとされています。ならば、どこで、なぜセシウムが混入したのか。原因が明確に為らないと生産者も消費者も安心することはできません。取材記事で、粉ミルクを使っているお母さんが、「他のメーカーで一安心。でもおなじことがあるかも…」と。明治がダメで他社はOKだと果たして言えるのかなど、疑心暗鬼となるのは必然かもしれません。

 外部被爆より怖いといわれる体内被曝、身体に入れる食品の安全確保は、「ただちに人体に影響が出る数値ではない」で済ますことはできません。「ただちに~」という言葉から「いずれは~」という言葉の響きを感じてしまうのはボクだけでしょうか。

では。

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