人口と議員定数について~18日徳島市議会第3回定数検討協議会資料より

 徳島市議会では、議員定数について検討する協議会がもたれています。きっかけは、現在34議員定数に対し、10削減を前提とした提案が市政同志会という会派から出されようとしたこと。また、地方自治法の改正によって、議員定数の上限が撤廃され各自治体の自由な裁量で議員定数を決定することが出来ることになったことです。
 これまで3回の協議会が開催され、議論が展開されていますが、他都市と徳島市の比較も討論の重要な議論の一つとなっています。
 例えば、徳島市と人口や産業構造が類似している類型別団体Ⅳ-1(21団体)での人口と議員定数の状況が、第3回定数検討協議会で資料として提出されましたが、~
 議員人口比では、~21都市の中、徳島市は人口/議員7625人で14位で、平均は、議員定数33人で人口は5882人となっています。
 また、人口順では~山口県周南市が34議員定数に対し人口は151866人で第一位ですが、徳島市は同じ議員定数で、人口は259281人ですので、21都市中14位となっています。
 これらの資料を見る限り、徳島市の議員定数は、類似の都市と比較して、定数に関しては対人口比で比較的少ない都市に該当するようです。
 私は、議員定数は、財政の無駄を省く「コスト論」からではなく、市民の要求にこたえる議会のあり方、議会本来の機能をどう強化するか、この立場が大事だと思っています。
 次回第4回の定数検討協議会は11月25日(金)午前湖10時から市役所南館5階の協議会室にて行なわれます。一般傍聴も出来ます。でひ傍聴参加下さい。

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