14日の産業経済委員会において採択された「水産業復興特区創設の撤回を求める請願」は、18日、宮城県議会の本議会で出席議員58人中、賛成20、反対37、無効1で不採択となりました。政党では、日本共産党と社民党が賛成し、自民・改革みやぎ(民主党)・公明は賛否がわかれ、自民30人、改革みやぎ3人、公明3人が反対しました。
「水産特区」撤回の請願は、宮城県漁業協同組合が、水産資源と環境の管理が困難になり、沿岸漁業が衰退するとして県議会に提出していたもので、日本共産党の横田有史県議は、「国民共通の財産である海を企業の身勝手な乱獲、乱開発にゆだねるわけには行かない」と請願の採択を求めました。
しんぶん赤旗報道では、「これからが勝負」と語る横田県議のコメントが紹介されています。
「不採択だったが、、逆に浜が団結すれば、漁業の再生につながるのではないか。これからが勝負。党県議団も漁業の再生に全力を尽くす」(横田県議)