徳島大学1020億円ってなぁ~に

今朝の朝日新聞27面に、「国立大学の経済効果」と題する小さな記事が掲載されています。地方国立大の地元への経済効果はどれぐらい?というものです。文部科学省が、中堅規模の富山、徳島、長崎の3大学について試算した結果を公表した。として徳島大学の経済効果は1020億円としています。

 この試算、文部科学省が、日本経済研究所に委託したものですが、「科学新聞」2007年5月25日付け、《地方国立大の経済効果顕著・運営交付金議論に一石》によると、地方の国立大学は一大学で年間400億円~7百億円の経済効果があり、6千人~9千人の雇用を創出していることが文部科学省の調査で明らかになった。仙台に「東北楽天ゴールデンイーグルス」ができたことによる経済効果が97億円で、雇用創出が876人であることを考えると、国立大学が地域社会になくてはならないものであることが改めて証明された。とあります。

徳島大学だけでなく徳島には、鳴門教育大があり、四国大学・文理大学など私学を含め、徳島市を中心に4大学が存在し「大学の町」といっても過言ではないのです。大学には、当然若者が集う、若者の町でもあるはずです。「大学」をキーワードに街づくりを考える必要があるのではないでしょうか。 では。

カテゴリー: 政策・見解 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です