地域から積極的な声をあげよう~津波避難場所の確保~

16日付け徳島新聞27面に、「津田山 避難場所に」「地元住民県市に要望」との記事が掲載されています。記事では、津田新浜地区最大の避難場所となっている津田小学校は、海抜3mしかなく、唯一の高台である津田山(78m)に避難場所や避難経路の整備を求めているといいます。

 津波避難困難地域に関する徳島市の現状の対応は、公的な建物は無論ですが、とにかく民間の協力・理解を広げて津波避難ビルの指定・確保をすすめるというものです。しかし、実態は、避難地区人口に見合う「ビル」の確保は困難で、東日本大震災後のこの6月議会で、はじめて、高速道路や東環状線のり面をあらたに津波避難場所として利用するとした方針も提示されました。しかし、なお、避難場所は足らず多くの問題を抱えています。

 日本共産党徳島市議団は、災害弱者にも対応した津波避難タワー(一台で100人程度・約3千万円)の建設を求めていますが、地域住民の皆さんから、現実に即した「避難場所・避難経路」の確保について、声をあげていくことが、もっとも重要だと思っています。

「津田山」の活用、ぜひ実現していただきたいものですね。

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