「非正社員」の就労割合~最高(調査以来)の38.7% 

8月29日厚労省は2010年(平成22年)の「就労形態の多様化に関する総合実体調査」を発表しました。

それによると~民間企業で働く派遣やパートなど「非正社員」の割合は38.7%で、3年前の調査を0.9ポイント上回り1987年の調査を開始して以来、最高を更新しています。

「正社員に変りたい」が半数~

 非正規社員に、「現在の就業形態を続けたいか?」との問いに、嘱託・出向・パートは「続けたい」が80%前後ですが、派遣や契約社員は、半数が「正社員に変りたい」と答えています。派遣・契約社員という名で働く労働者の多くは、正社員とかわらない労働実体です。「低賃金」と「雇用不安」にさらされている派遣・契約社員の悲鳴が聞こえそうな調査結果ですね。

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