8月6日、被爆66周年・「平和の火(原爆の火)」灯火21年の今日、鳴門市・東林院にて、「平和の火」のつどいが開かれました。
つどいでは、広島に原爆投下された8時15分にあわせて、黙祷。地元の老人会の方々が折った折鶴の謙譲に続いて、地元合唱団アンダンテの有志による「原爆の火」「青い空」「原爆許すまじ」の合唱が行なわれ、最後に、非核の政府を求める徳島の会から県民への「アピール」を提案、採択し閉会しました。
アピールでは、昨年の核不拡散再検討会議(NPT)の合意で、核兵器のない世界における平和と安全を達成することが国際政治の目的に明確に位置づけられたことなど、核兵器廃絶をめざす情勢にふれ、NPT合意は、世界の非核・平和の流れを力強い流れとしています。と述べる一方で、「その一方で、核保有大国は、総論では核兵器の無い世界構想は受け入れたが、法テク、時間的各論には抵抗している」と述べ、そこに、頑迷な「核抑止力論」があることを指摘しています。また、被爆国日本の政府が、昨年「核抑止力」は必要と広島で述べたことを強く批判し、非核の政府に変わることを強く求めています。
今年は、「東林院」での開催となりましたが、ご住職が、会場でご挨拶され、今後の開催についてもご尽力いただけるとのお話でした。
つどいの後、服部敏彦徳島大学名誉教授による、原発事故と放射能について学習会が行なわれました。
では。