7月8日午前、少子高齢化対策特別委員会の管内視察として、「やまもも小規模多機能型居宅介護施設」(社会福祉法人・光風会)見学をさせていただきました。
施設の概要は、二階建て約200㎡で、一階に居間と食堂、浴室があり二階が宿泊室(6室)です。現在登録10名の方が利用されているとのことで、訪問時には、「居間」でスタッフの方たちと、体操・ゲームなどしていらっしゃいました。
利用料金は、要支援1から要介護5まで、一ヶ月当たり、利用回数に関係なく、介護度に応じて4469円~28120円で、ほか食費(朝350円・昼530円・夕500円)、宿泊費は一日2000円です。
施設の特徴は、小規模で地域密着型サービスで、住み慣れた地域で「通い」と一時的「泊まり」や「訪問」の機能を持っていることだということでした。この施設の開設日が本年6月10日ということで、現在10名の登録となっていますが、最大登録は25名までとのことです。
施設の方に案内をしていたたきましたが、採算性や利用者・家族のご意見など聞きたいことは多々あるのですが、視察の「目的」が、そこまで踏み込むものとなっていませんので、居間などのスペースが狭い感じを受けたこと。一時的宿泊を受け入れるとなると、応急的な夜勤者の確保も必要となり、スタッフの確保はどうなんだろうか?などと思いつつ見学を終えました。
小規模多機能型のこのような施設は地域のニーズに応じてこれから増えていくものと思われますが、介護施設で働く職員の処遇改善にも目を配りたいものです。
では。