20名が座り込み・時給1000円を最低賃金法で決めましょう。

 徳島県労働組合総連合(徳島労連)の皆さん約20名が、徳島労働局前の路上で6月22日午前7時から「645分」の座り込みを実施しました。私も、座り込みの終わるころでしたが、激励に駆けつけました。

 徳島労連は時間給1000円以上・月額17万5千円以上を全国一律最低賃金法によって定めようという運動をかなり以前から進めています。 

 時給が千円になれば ? パートさんをはじめ多くの労働者の賃金が上がるはずです。 今、ワーキングプアといって、年収200万円にも満たない労働者が働く全労働者の4分の1にもなっていますし、特に働く女性の過半数が実は200万円以下なのです。例えば、時給千円で一日8時間、月22日フルに働いて、月176,000です。一年12ヶ月で、2,112,000 でやっと200万円を超える程度です。

 このご時勢に、「そんなん無理無理」といって馬鹿にしてはいけません。

 署名運動や国会議員への要請行動など運動の前進で、2010年6月、政労使の代表からなる「雇用戦略対話」の場で、出来るだけ早期に全国平均800円をめざし、景気状況に配慮しつつ、全国平均1000円をめざすとの合意が成立しているのですから。また、日本と欧米の違いを見れば、日本がいかに遅れているか一目瞭然です。

フランス 1207円 ・ベルギー 1222円 ・オランダ 1305円(23歳以上) イギリス 1123円(21歳以上)・オーストラリア1203円・ニュージーランド1002円・アメリカ(全国)915円・ワシントン州1080円

ちなみに徳島県は~ 時間額 現在645円です。

なお、私たちは、時給を1000円以上とすもときは、中小零細企業に対する「助成」を行なうよう合わせて求めています。

では。

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