NHKが行なった電話世論調査(6/10~12)では、原子力発電所を今後「減らすべき(47%)」と「すべて廃止すべき(18%)」だとする回答の合計が65% を占め、「増やすべき」が1% と「現状維持すべき」が27%を大きく上回りました。この回答は、前々回の調査(4月)から比較すると、減らすべきは32% から47% へ、また、すべて廃止すべきだは12%から18%増えて、現状を維持すべきだは、49%から27%約半減しています。
朝日が11日、12日行なった電話世論調査でも、原子力発電の利用に「反対」だとの回答が42%で、4月32% から2ヶ月連続で増え、賛成は、4月の50%から37%へ2ヶ月連続下落しています。また、朝日が今回事故後初めて設けた問いのうち、「原子力発電を段階的に減らし、将来は止めること」という問いには、なんと74%が賛成しています。また、風力や太陽光などの自然エネルギーが「原子力に取って代わるエネルギーになると思うか」との問いには、64%が「なると思う」と答えています。 すごい変化ですね。
では。