2018年8月6日「平和の火」のつどい(主催.非核の政府を求める徳島の会)開かれる~東林院にて

県民アピール
ヒロシマ・ナガサキの惨禍から73年目の夏をむかえました。
私たちは、8月6日「ヒロシマの日」に東林院境内の「平和の火」の前につどい、あの日の出来事に思いを寄せ、ノーモアヒロシマ・ノーモアナガサキの誓いを新たにしました。
去る6月12日、米国のトランプ大統領と北朝鮮のキムジョンウン国務委員長が首脳会談を行い「共同声明」に署名しました。朝鮮半島の非核化と平和体制の構築に向かう歴史的な転機となる、今回の首脳会談の合意を私たちは心から歓迎します。この合意を履行する過程で様々な困難に直面するでしょうが、日本を含む関係各国・国際社会の協調した取り組みによって、朝鮮半島の非核化と戦争のない平和な北東アジアの実現へ、私たち市民社会も後押ししていきましょう。
この一年間は「核兵器のない世界」の実現へ着実に歩みを進めた一年でした。昨年7月の歴史的な核兵器禁止条約採択によって核兵器は初めて違法化され、「残虐な大量殺りく兵器・核兵器は廃絶すべき」が国際社会の規範となる時代を迎えようとしています。条約は14か国がすでに批准し、50か国が批准すれば90日後に発効します。
この流れに逆らい、核保有国・核依存国は危機感をつのらせ発効を阻止しようと躍起になっています。日本政府・安倍政権も核兵器禁止条約に背を向けており、唯一の戦争被爆国として世界に恥ずべき態度をさらしています。私たちは草の根運動の力で、日本政府を核兵器禁止条約を批准する政府に変えていきましょう。
核兵器禁止条約をつくる大きな原動力のひとつが、原爆投下をみずから体験した被爆者の方々の渾身の訴えでした。その被爆者の思いにこたえる「ヒバクシャ国際署名」の県内7万筆達成めざし地域で行動を広げていきましょう。
この徳島の地から「核兵器のない世界」の声を上げていきましょう。
2018年8月6日 東林院にて  非核の政府を求める徳島の会

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