8月2日山形市コミュニティファンド(市民活動支援基金)について、徳島市議会総務委員会として行政視察を行いました。

 平成20年から、「まちづくりを担う市民活動を財政面から支える仕組み」として実施されている山形市コミュニティーファンド。今年(平成30年3月末)で10年目を迎えています。10年間の累計で寄付総額は2億752万9831円(分野希望寄3100万円・団体希望寄付1億6100万円・一般寄付1550万円)に上っています。
 私の視察の成果・感想ですが、コミュニテイーファンドの特徴として⓵コミュニティーファンドへの寄付金は各種税控除(ふるさと納税のような)を受けることができ、市民の公益活動への寄付が集めやすくなっていること。⓶分野希望マンションを建て、分野に沿った事業提案を募集し補助を行うとともに⓷公開プレゼンテーション補助事業を募集し、市民などが審査委員となり、公開審査で補助を決めていること。などです。
 Q 制度創設以前と以後の市民活動の質的変化は?との問いに対して、山形市の担当部局の説明では、「公開プレゼンテーション等を通じて、団体の活動を知ってもらうきっかけにもつながつており、制度が団体活動の活発化を後押ししていると考えている」されています。
 徳島からの山形まで飛行機と新幹線で片道約4時間半、少々疲れました。

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