伊方原発・電源喪失に対応できず!・オートロックビル避難場所に無理ですか?

4月26日づけ徳島新聞一面は、福島原発事故を受けて、すすめている電力9社の安全対策の欠陥を指摘しています。

記事によると、外部電力と非常用発電機のすべての電源が絶たれた場合に備え配備した電源車や発電機について、四国電力など電力9社では、原発で原子炉を安定した停止状態にすることができないことが、「取材」で分かったとしています。電源車の容量が小さく、原子炉を冷却する装置を一部しか動かせないのが理由です。

四国電力の社長は、電力の安定供給のために言い、今後は、津波対策の強化を行なうとして、「電源車」を3台配置して、非常用冷却装置の電源喪失に備えると記者会見で発表していましたが、この対策では、不十分で役に立たないことが取材記事で明らかにされた結果です。

オートロックビルも津波避難ビルになっていただけませんか?

徳島新聞の29面に、徳島市が、津波避難場所として指定している「津波避難ビル」の中に、徳島市が津波避難ビルとして対象外としている出入り口が施錠され、すぐに逃げ込めないオートロックのビルが徳島市内で4箇所含まれていることが住民の指摘で明らかとなり、住民から「あまりにずさんだ」と批判されているとの記事が掲載されています。

最近は新しく立てられているかなりのビル住宅が「オートロック」形式のビルのように思われます。徳島市は、あらかじめこのような形式のビルについては、入室を除外しているとのことでした。確かに防犯的な考え方から、部外者の入室を防ぐために、「オートロック」も必要でしょう。しかし、防災は地域住民の助け合いが必要です。私は、ご町内(オートロック住宅含む)で、話し合い、助け合えができればいいのではと思っているのですが、どうでしょうか。では。

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