がんばれ日本・原発への電源回復と通常冷却装置の修復に期待

 福島第一原発災害事故の発生から10日、現場では消防・自衛隊などの連日の非常放水で急場をしのぎながら、もともと原発に備わっている冷却装置などを動かすための「電源」確保と機能回復をめざす決死の作業が進められている様子。一部炉心溶融をしていると思われる原子炉格納容器のこれ以上の破壊をなんとしても避けるためには非常放水による冷却から、通常冷却装置の可動による恒常的な冷却が必要です。

 今朝の新聞報道によると、19日に送電線から1~2号機のタービン建屋の配電盤までケーブルが接続され、20日には通電する前の点検作業が進められたとあり、21日の今朝の見出しには「2号機」の通電確認とある。また、5~6号機は、通電できる状態が目前で、5~6号機は19日までに非常用発電機が使えるようになり一応の冷却機能が回復したという。問題は非常放水を続けている3~4号機ですが、ケーブル設置の作業が続けられているものの放射線量の高い場所を避けながらの作業で作業に遅れが生じたという。

 放射線にさらされながらの現場で決死の作業を続けている皆さんに敬意を表つつ、まずは、原発への通電と冷却機能の修復に期待です。

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