学習の友2月号を読んで・木の上の隹

学習の友、時間がないので2月号のひらい読みです。でも勉強になりますね。

 「集まる」という字は「木」の上に隹と書きます。これは、木の上に多くの鳥がつどっている様子を表しているのだそうです。なるほど、集とは木の上の鳥たちかと、少し感心しながら読み進めると、私たちの活動のカナメの「集まること」の意味を掘り下げ考えたいというのです。さぁここから学習です。が…以下小見出しです。

・集まるには、幾つかの条件がいる。(確かに・そりゃぁそうだ)・パブは魅力的で多様な役割をもっていた・集まったことのメリットを最大限生かすために・集まりの場を輝かせる努力を、仲間と共に

 この本の筆者ながひさけいた氏が、作家の宮本百合子「若い娘の倫理」という評論の一節を紹介しづきのように文章を結んでいます。

 「私たちは、どんな事にしろ、そのものの意味を知らなければ、それを大切にしたり愛したりすることは出来ない。現実を理解しなければ、それを愛し、そこに働きかけてゆく人間の歴代の努力のうけつぎぎ手として今日生きているよろこびや感動を味わうことも出来ない」(宮本百合子)

 集まることはときに面倒くささや、困難をともなうものです。でも、集まることで、私たちはやっぱり元気が出るし、さまざまなものがそこから生まれていきます。その「集まりの場」をもっともっと輝かせる、そんな努力を、地道に、楽しく、沢山の仲間とともにしていこうではありませんか。(ながひさ けいた)

では。

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