今朝の新聞、『首相のクビを条件に「公明」に打診』(朝日)には、またまた驚きました。菅直人首相を支持してきた民主党の有力幹部が公明党幹部に対し、首相退陣と引き換えに新年度予算の関連法案の成立に協力を得られないかと打診していた。という記事です。公明党幹部は打診を断ったそうですが、政権維持なら何でもありの民主党、新聞に、こんな裏の裏ともいうべき暴露記事まですぐ表沙汰ですから、もはやお得意の裏取引もできず「にっちも、さっちも」。政権運営の「右往左往」ぶりが手に取るように見えています。
昨日の徳島市文化センターで日本共産党の市田忠義書記局長の演説会が開かれましたが、市田氏は、外交・内政・経済の「閉塞」状態の根っこに、異常なアメリカ追従、大企業優先という政治路線があり、アメリカに付き従う安保条約(軍事同盟)から脱却して、アメリカと平和友好条約による対等平等の友好関係を樹立すること。財界・大企業の横暴を民主的に規制しルールある経済社会を確立することが日本の進むべき道だとし、日本共産党の躍進を訴えました。
政治の混迷・日一日と悪化する国民のくらし。今はまだ見えないけれど。「国民こそ主人公」の日本共産党がくわわる民主連合政権の形が見え出せば、日本共産党に期待する政治の沸点が突然おとずれるかも知れません。
この写真演説会場でとりました。では。