しんぶん赤旗のスクープが1/31付け赤旗15面に掲載されました。
報道によると、調査部には、政界工作を専任とする担当者が配置され、「調査部の具体的な業務について」と題した内部文書によると、政界工作担当者の仕事は、政治家への「税制要望等に関する活動」「生命保険制度改革に関する活動」「協力議員との関係の維持」「選挙対応」となっており、政界工作は大手生保四社(日本生命・第一生命・住友生命・明治安田生命)が連携して行なっていたことが指摘されています。四社で国会議員を「主要議員」や「若手議員」など10ランクに格付けし、ランクに応じてパーティー券の購入額や接待の規模を決めていました。
また、内部文書によると、調査部では金融庁の監督局保険課などを情報収集の対象とし、金融庁の監督指針や保険商品の認可などの情報を探る目的があったとみられています。また、「人事異動のメンテナンス(手入れ管理)」を業務の一環に掲げ、金融庁や財務省を中心に毎年6月ごろの人事異動をフォローすることも仕事のひとつとしています。
生保業界のある関係者は「調査部の主な任務は業界の利益を大手四社で協議して実現することだ」と証言。また、「四社で秘密裏に協議の上、対政治家、対金融庁対策を練っている。調査部の人間は『清濁併せのむ』という言葉を使う。業界の暗部をいかに表沙汰にせずごまかすかがミッション(使命)になっている。日生の次期社長や第一生命の社長も調査部畑の出身だ。政界工作担当部門が重用されていることの表れだ」と指摘しています。と記事を締めくくっています。
以上のスクープ、しんぶん赤旗ならではですね。日本共産党の大門実紀史参院議員が入手した資料と本紙の取材(生命保険「不正」取材班)の記名入り記事となっています。
では。
第一生命の裏工作の効果は抜群のようです。
悪質なトラブル対応を、平気でする理由が分かりました。
みんな共犯者として、告発したいくらいです。
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