集団的自衛権行使容認の閣議決定~日本の平和主義を守りぬく闘いの新たな出発の日となりました。

 閣議決定後の安倍首相の記者会見。
 自分の主張をとうとうと述べる一方的な会見でした。
 特に、ありもしない米艦船に救助されている「母子」のパネルを再び用いて「このような場合に適用する」かのような説明を繰り返しました。
 しかし、閣議決定後の記者会見~「あいまいな表現で時の政府によって拡大されるとの批判についてはどのように思うか?」記者質問に、安倍首相は全く答えなかったことが私には印象的でした。
 また、安倍氏首相は、集団的自衛権を行使できるということが「抑止力となる」と強調しますが、他国のために戦争できるようにすることがなぜ「抑止力」となるのか、理解に苦しみます。現実的にはアメリカのかかわる戦争に加わることにほかならないでしょう。

 日本の平和主義は、政党(自公)の利害をはるかに超えた崇高な理想であり、戦後69年日本が国際社会の中で平和国家の地位を築いてきた根幹を成すものです。
 一内閣、一政権が、国民合意もなく国会審議もない閣議で、憲法の解釈を変えて日本の平和主義を脅かす、この自公の暴走を絶対に許さない。
 2014年7月1日のこの日を、日本の平和主義を守るあらたな戦いの出発点にしたいと思います。

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