6月22日県郷土文化会館において、徳島健康生協第59回総代会が開かれ総代として出席しました。
2014年度活動方針では、団塊の世代が75歳を迎える2025年の超高齢化社会と少子多死時代を睨んで国が進めようとしている、「入院から在宅へ」「医療から介護へ」「介護サービスから市場・ボランテイアへ」の流れを作り公費抑制を目的とする「地域包括システム」を厳しく批判し、私たちは、そのような国の公費抑制を目的とした社会保障制度ではなく、地域の助け合いと安心して住み続けられるまちづくりを実現する医療生協らしい「地域包括ケア」を目指すとしています。
そのための要求にこたえる事業活動として~
①お金のあるなしにかかわらず必要な医療・介護が連携して、同時にかつ切れ目なく保証される無差別平等の医療生協らしい「地域包括ケア」をめざします。
②小規模多機能型居宅事業解説り目処を付け24時間・365日随時対応を目指します。
③低所得者向け高齢者住宅の開設可能性について検討を進めます。
④「地域包括ケアシステム」に向けたさらなる法人内外の連携をすすめ、徳島健生き病院でも在宅医療へのシフトを目指します。
⑤診療所では在宅療養支援診療所として、在宅との連携をさらに強めます。とし、
健康生協の組織を強く大きくして、
1.ひとりぼっちを作らないまちづくり
2.認知症になっても住み続けられるまちづくり
3.災害に強いまちづくり をすすめるとしています。
また、佐々木徳島健生病院長から、新しく入職された3人の医師の紹介があり、その一人の若い歯科医師は、「健生病院で生まれました」と自己紹介され、会場が大きくどよめく一幕もありました。
総代会の出席者は、本人総代169名代理出席45名計214名の出席でしたが、提案された、6つの議案は満場一致で承認され終了しました。