3月30日付け、しんぶん赤旗日曜版の一面にちよっぴり、いや大いに驚きました。
元財務相、元内閣官房副長官の藤井裕久氏と元内閣官房長官、元大蔵大臣の武村正義氏が登場し、「安倍改憲・集団的自衛権行使容認許さない」と、どうどう一面トップで声を上げているのですから。
藤井氏は、「安倍首相の集団的自衛権行使に向けた憲法解釈の変更は許しがたい。再び、日本を戦争する国にしようというのか。立憲主義について安倍首相は基本的に理解されていません。立憲主義とは、憲法が国家権力を縛るという考えです。権力者が、国民の声も聞かず、勝手に、憲法の解釈を変えていいはずがありません」と述べ、「戦争は勝っても負けても、一般の人々はみんな犠牲者です。絶対に繰り返してはいけません。いまの若い政治家たちは本当に戦争のことを何も知らない。それなのに勇ましいことばかりいっている。これは本当に怖い。だから共産党に頑張ってほしいと思っているんです。」と共産党への期待とエールを送られています。
武村氏は、「集団的自衛権の行使容認とは、憲法九条の規定で出来なかった海外での戦争を日本が攻められていない場合でもできるようにすることです。こんなに軽々しく憲法の大原則を変えられてはたまらないと思います。~中略~平和憲法は、世界からも東南アジアからも高く評価されています。イラク戦争でサマワまで自衛隊が派遣されましたが、武力行使はまったくできなかった。60年近くたっても平和憲法の真価が発揮されているからだと思います」と述べられています。
なお、お二人の談話はのつづきは、6面にも掲載されています。
なぜ、お二人がしんぶん赤旗に、このような「談話」を寄せられたのか?
答えは、しんぶん赤旗にあり~です。 では。