令和元年・渭北地区成人式が開かれました。祝辞で、「過去に目を閉ざすものは、現在にも盲目となる」という言葉を贈りました。

成人を迎えられた皆さん、おめでとうございます。
若い皆さんを前にすると、私は、いつも心がはずみます。
それは、フレッシュな皆さんを見ていると、日本の明るい未来と希望が見えるからです。
皆さんは、おとな社会の 一年生ですが、権利も、そして義務も、
私たちと同じです。自信をもって頑張ってください。
さて、私は、皆さんに ドイツの大統領(ヴァイツ・ゼッカー)が、語った
「過去に目を閉ざす者は、現在にも盲目となる」――という言葉を送ります。
資料、東西ドイツ統一1990年10月3日
この言葉は、まだドイツが統一される前の、ドイツ敗戦40周年の記念日に西ドイツの首相が語られた言葉です。
なぜ、皆さんに、この言葉を贈ろうと思ったのか、
それを少しお話ししたいと思います。
米ソの冷戦が終わって、東西ドイツの統一は1990年10月3日に行われました。
皆さんが生まれる約10年前ですね。
私は、ベルリンの壁によじ登って市民がハンマーで壁を打ち壊すさまを、テレビで見ていました。
ドイツは、東西冷戦で分断された時代も、統一後の今も、毎年、ドイツ・ナチスの起こした侵略戦争について、近隣諸国に謝罪の言葉を繰り返し述べています。
そして、ナチスの戦争犯罪者の追及を今でも行っています。
こうして現在ドイツは、EU・ヨーロッパにおいて確固たる地位を確立しています。
ひるがえって、私たち日本の国は、どうでしょうか?
過去の侵略戦争と、どう向き合っているでしょうか。

ご承知の通り、日韓関係は戦前の「徴用工」問題に端を発して、今最悪の状態です。
また、今年は中国の習近平首相が来日することになっていますが、日中間にも、「首相の靖国参拝」が、いつも問題となります。それは、靖国神社が、侵略戦争をすすめた東条英機等A級戦犯を合祀し、今も、侵略戦争をアジア解放の正しい戦争だったと主張し、日本軍国主義の象徴となっているからです。

「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目となる」 この言葉を、なぜ、皆さんに、贈ろうと思ったのか。
みなさんが、これから生きていく「国際社会」の中で、特に中国や韓国などアジアの近隣諸国と交流・友好を進めていくとき、「かつて日本は、侵略戦争によって、アジアで2千万人の死者を出した戦争加害者であったこと。」また、日本自身も、広島、長崎の原爆投下をはじめ、大空襲などで310万人という死者を出して、日本国民もまた大きな戦争の犠牲を強いられたことについて、胸に止めて、世界とアジアの中で、生きていく必要があると思ったからです。
今年、日本は、戦後75周年をむかえます。
私も今年73歳を迎えましたが、戦後の生まれです。皆さんをはじめ、戦後生まれの割合は85%を占めています。
このような、世代交代が進む中で、いつまで過去の戦争にこだわり、謝罪を続けるのか、謝罪より、未来志向で行くべきだという人もいます。
しかし、未来志向は大賛成ですが、日本の未来を切り開いていくためにもドイツのように「過去に、目を閉ざしてはいけない」と思います。

アメリカと共に、もはや中国との交易なしに、日本経済は成り立ちません。
その中国との国交正常化は、今から48年前に行われましたが、
日中国交回復の土台となったのも、やはり、戦前の侵略戦争に対する、反省から始まっていることを忘れてはなりません。

私は、「過去に目を閉ざさない」という、戦後の日本の生き方の象徴が、
日本国憲法に示された平和主義、憲法9条だと考えています。

若い皆さんが、政治に無関心にならず、
清新な心と眼で、国際的視野を広く持ち、
この徳島で、いや全国で、そして世界で、活躍されることを祈念し、
成人式にあたってのお祝いのご挨拶とさせていただきます。

若い皆さんの活躍に期待しています。頑張ってください。
ありがとうございました。

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