日本の労働者のうち労働組合に加入している人の割合は17.9%(前年比0.2ポイント減)・組合員数は989万2千人で労働者の5人に一人を切っていて、昭和22年の調査開始以降、過去最低を更新しています。
なぜ、労働組合への加入が毎年減っているのか?
一つは組合に入っているメリットが感じられないこと。
二つは、組合に入るには、ある意味勇気がいること。
三つは、あなたが労働組合の本当の力を知らないこと。
私は、この三つがいろいろ絡んでいると思っていますが、
中でも、最大の問題は三つ目の「あなたが労働組合の本当の力を知らないこと」に 最大の問題があると思っています。
なぜなら、一つ目も二つ目も、
あなたが組合の本当の力を知れば、全て解決できる問題だとおもうからです。
例えば、組合に入っても組合費を取られるだけで、賃上げも処遇改善にも何もメリットがない。
それどころか、経営者からは疎まれる。何もいいことがない。と考えてはいませんか。
しかし、よく考えてみると、経営者と労働者の関係は、「労働力」と言う商品の買い手(経営者)と売り手(あなた)の関係です。
経営者は、できるだけ「労働力という商品」を安く買い叩きたい、あなたは、労働力を売って、人並みの日々の暮らし、家庭を持ち子育てをしなければなりませんから、必要な生活費を賄う「賃金」が必要で、できるだけ高く売りたい。
そこには、おのずと利害の対立が起きるはずです。
そして、実はその利害の対立を緩和し解決めざす組織が実は「労働組合」です。そして、ある意味、労働組合で対抗するしかないのです。
労働者と経営者あなたはどちらが優位に立っていると思いますか?
そんなことは聞かれなくても決まっているよというでしょうね。だったら、どうするのか? どうすれば、経営者と対等の立場に立てるのか。
そこで、労働組合の本当の力を知ってほしいのです。
そこで一冊の、本をご紹介します。
「学習の友」という月間誌です。定価は@500円です。
また、労働組合の加入の相談は、徳島県労働組合総連合(徳島労連)へ、 私は、今も徳島労連の「顧問」ですから、電話は088-665-6644です。
では。