東京都議選の結果は、自民党対共産党の対決軸が鮮明になった結果です。
アベノミクスは、結局、強いものはさらに強くという、無国籍の大企業や富裕層にとっては、申し分のないプラスだったのに対し、中間層や低下層の人々はさらに追い詰められる政策に過ぎないことがますますはっきりしつつあるのではないでしょうか。物価を上げれば、「金利上昇」は経済学の帰結です。住宅ローンの固定金利が上昇しさて、どのような手を打つのか?みものです。
GNI大国をめざす安倍内閣ですが、実体経済を強化すより、「投資大国」を目指しているようです。金利と投資の差稼ぎの大企業本位の利益優先は、国民の暮らしが置いてきぼりとなりそうです。都議選に続く、む参議院選挙で暮らしを守る選択を期待したいものです。 では。