6月13日付「新町西再開発反対地権者の会からの申し入れ書」が、自宅送付で届きました。
『拝啓 日頃は市政発展の為のご努力に対して敬意を表します』からはじまる申し入れ書には、開発地区内の地権者の多くが、この機会に処分して転出を希望してること。準備組合の役員の中にも転出希望者がいる再開発は活性化にほど遠いと述べ、一方、『私達はこの地に居や店舗を構えまじめに一生懸命に働き将来に夢を持って子や孫のことまで考えて将来設計をしております。3分の2の賛成があるからといってなぜ、犠牲にならなくてはいけないのでしょうか?憲法で保障されている生活圏、財産権とはなんなのか?』と理不尽な再開発の在り方に怒りと悲痛な声を寄せています。また、『地域のコミにティーも壊れてぎくしゃくした生活は勘弁してほしいのです。前回の市民合意の旧動物園跡地や文化センターの耐震リニューアルなら市有地であり建設費も少なくて済むし、これだけ地権者が苦しむこともありません』などとした上で、市長と市議会は対等の立場であり、たとえ違った方向へ市長が向かっても、市議会議員の方々が正すというチェック機能に期待するところですとし、『我々も住民投票で賛否を問い、その結果にゆだねるしかない、と思っています。再開発の是非を、住民投票で決めて下さい。』との申し入れです。
6月24日に議会に条例制定議案の意見陳述(太田氏他2名)され、26日に質疑・討論の後、採決に付されますが、地権者が再開発の主役というなら、市議会は、これら地権者声を無視する事は許されないのではないでしょうか。
では。