6月4日付徳島新聞夕刊に、添田唖蝉坊の「ラッパ節」~戦前の流行り唄(中川敬)との紀行文が掲載されて、「政治弾圧が産んだ演歌」の見出しにひかれて一読。
「華族の妾(めかけ)のかんざしに/ピカピカ光るは何ですえ?/ダイヤモンドか違います/可愛い百姓の膏(あぶら)汗」/大臣大将の胸先に/ピカピカ光るは何ですえ?/金鵄勲章か?違います/可愛い兵士のシャレコウベ」と唄う、ラッパ節。
早速、添田唖蝉坊をインターネットで検索。「ラッパ節」をはじめ、添田唖蝉坊の壮士演歌を聞き、現代に通ずる明治・大正時代の権力批判、風刺精神に共鳴です。
現代風の替え歌にして、復活させたいものですね。