日本維新の会党大会~「改憲」姿勢あらわに

 今朝の朝日新聞に、30日開催された日本維新の会党大会の模様が報道されています。

 日本維新の会は党の綱領に、現行憲法を「日本を孤立と軽蔑の対象におとしめ、絶対平和という非現実的な共同幻想を押し付けた元凶である占領憲法」と明記し、憲法の大幅改正をかかげました。

 新聞報道によると、橋下氏は15分の大会あいさつで「安倍首相」の名を14回も出して、首相の政権運営を絶賛したといいます。そして、その一方で橋下氏は、「安倍首相や管義偉官房長官がやろうとしても自民党にはできない。やっぱり自民党は既得権だ。既得権が突破できるのは我々だ」などと言い、いかにも自民党と対決しているかのような姿勢を示します。

 ここに、橋下氏の二枚舌戦略を見て取ることができます。

 改憲、TPP参加、消費税増税で一致する日本維新と自民党、一体どこが違うのでしょうか?日本維新の会の大会は、政党というよりは、自民党右派で名乗りを上げるべき存在だということがいよいよ明確になったようですね。

 では。

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