そもそも「聖域」が認められるのか?聖域があるのか?
そもそも総研・たまべディアは、日米首脳会談で、「聖域なき交渉には参加しない」という日本の主張が認められたというが、日米の合意文書は、自国の要求を「主張できる」としたまでで、聖域を設けることを約束したものではまったくありません。それどころか、東京新聞の記事を取り上げ、2012年に交渉に参加したカナダとメキシコの場合、既に交渉に参加している国の間で合意されているモノは、すべて受け入れることが前提で不利な条件を受け入れての交渉参加となったことを上げ、既に交渉参加国11か国で合意がなされた事項は、当然日本は受け入れるということが大原則で、果たして、日本が新たに主張するという国益にかなう「聖域」はあるのか。と疑問を呈しました。
交渉に参加し不利な場合は脱退できるのか?
明日にも、安倍首相がTPP交渉に「参加表明」すると中で、国益に反するようなら「脱退」するなどの文書で党内の取りまとめ中などの報道もされていますが、果たして脱退などできるのか?日米同盟を重視する限り、脱退はできないといいます。
日本の国会・法律で決めた制度でも、ASDS条項で変更を求められることになり、国益どころが日本の主権そのものを失いかねません。
TPP交渉参加は、亡国への道。ストップをかけるためには、保守も革新もありません。日本共産党にぜひお力をお貸しください。
では。