さよなら原発徳島~第2回総会&記念講演

 3月10日、藍住町民会館で「さよなら原発徳島実行委員会」の第2回総会と記念講演会が開かれ約250人が参加しました。総会では、藤永知子代表があいさつ。「福島の子どもたちにリフレッシュを」の取り組みや再稼働をすすめようとする自民党安倍政権の誕生にふれて、脱原発運動をさらに粘り強く広げて行きましょうと呼びかけました。

 記念講演は、熊本市で内科のお医者さんの小野俊一さんという方でしたが、元東京電力の原発技術者から内科医に転身され、生まれが広島で、「フクシマの真実と内部被爆」と対して1時間半の講演をお聞きしました。講演は、大変リアルで、原発技術者としての経験と医師の眼で福島原発の放射能被害の実態を観測資料や医学的統計から話されました。チェルノブイリとの比較でも漏れた放射性物質の量は多く、福島3号機の爆発は水素爆発ではなく「核爆発」可能性もありうるなど、福島原発事故とその被害の多くが未だ隠されていること。事故後5年から、放射能による奇形などが急激に増えることが予想されるなどチェルノブイリでの統計的な数値も示され、福島原発の事故の甚大さに改めて気づかされました。講演者の著書とDVD(2種類)を買ってきましたので、他の方にもぜひ見る機会を設けたいと思います。

では。

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