28日徳島新聞夕刊は、同日午後衆院本会議で第2次安倍内閣発足後初めて行った施政方針演説で、安倍首相は、福島原発事故の反省に立ち「原子力規制員会の下で、妥協せずに安全性を高める新たな安全文化をつくる」と述べ、「安全が確認された原発は再稼働する」と明言したと報道しました。また、TPP交渉参加についても、政府の責任で判断するとして、交渉参加を事実上表明したと報じています。
福島で、すべての「文化」を破壊し奪った原発ですが、安倍氏は、新たな「安全文化をつくる」といいます。文化ともっとも相いれない原発の安全文化を口にする安倍首相の頭の構造にあきれるばかりです。また財界とアメリカ言いなりに公約違反のTPP交渉参加を表明した安倍政権。「聖域なき完全撤廃」は前提でないと確認したなどという根拠のない「たわごと」で、ごまかされるわけにはいきません。
徳島市の新町西再開発の住民投票運動のたかい、そして、原発の再稼働反対、TPP交渉参加を許さないたたかいがますます重要になってきましたね。
では。