第58回原水爆禁止四国大会~インとくしま

 7月14日~15日の二日間、原水爆禁止四国大会が県郷土文化会館で開催され約250名が参加しました。

初日の記念講演「原水爆禁止2012世界大会の成功へ・核兵器の廃絶を巡る世界の変化と草の根の運動」(高草木 博氏原水爆禁止日本協議会代表理事)で、高草木博氏は、~

 「核兵器のない世界」を達成するための私たちのただ一つの提案は、国際社会が一致して核兵器を禁止する拘束力のある合意をつくり、実行することです。2年前の2010年5月、第8回NPT再検討会議は高まる世界世論を前に、「核兵器のない世界の平和と安全」を達成することに合意し、コンセンサスで採択された「最終文書」はさらに、核保有5か国が、「自国の核兵器の完全廃絶を達成する」こと、すべての国が核兵器禁止条約の交渉を開始する潘基文国連事務総長の提案に留意し、核兵器のない世界の枠組みをつくるために「特別の努力」を行うことを明記しています。2015年NPT再検討会議とそれにいたる準備のすべての成否は、この合意が履行されるか否かにかかっている。

 これを確実に前進させるとくべの役割が2012年の原水爆禁止世界大会の任務だと強調しました。そして、世界の世論をつくり動かしているのが、日本の草の根の核兵器廃絶の運動(署名・原爆写真展・平和行進など)だとのべ、日々の日常のたたかい・運動の大切さを再認識させられました。

 では。

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