川内町上別区~冠水の原因は! 

 9月20日の15号台風による大雨で、冠水した川内町の上別区地区ですが、原因は、出水に対する排水能力不足ということが分かりました。

徳島市耕地課の説明によりますと、同地区はもともと地形状すり鉢の底に当たる水のたまりやすい場所で、かつては農地による多くの遊水地をもっていたが、現在は宅地化とともに、地盤のかさ上げによる遊水地の減少していることもあり、15号台風の大雨に対して、江湖川に排水するポンプ機能(現在900ミリ一機と300ミリ一機)の排水処理能力が不足していたとのことでした。

 今後の対応ですが、昨年から排水ポンプ場の増設のための調査を行なっていること。現在の排水能力(口径900と300)では、毎秒1.6トンの処理能力しかなく、現在の機能を上回るポンプを数基設置する方向で検討中で、来年度に設計に入れるよう予算要求をするとのことです。

必ず予算化されるのか?  との問いには

「市の財政全体の中で判断される問題~」と答え、現段階で確定はしておらず、「早期着工を」の声をあげることが重要となっています。

 上別区で床上浸水したFさん宅を訪問し、被害状態を見せていただきましたが、畳は廃棄処分で運び出されていましたが、ボードの床は穴が開き、現在「老健」に入所している母親にこの部屋を使ってもらおうという計画だが、今のままではとても使えないということでした。

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