再開発~「街づくり」の視察を終えて

7月21日~22日、高松市丸亀商店街と岡山県津山市の「アルネ津山」再開発事業の視察を日本共産党徳島市議団で行いました。

視察目的は、丸亀商店街の街づくりは、「公営施設」を一切組み込まず高松市の中心地の商店街の再生を進めたひとつの事例として、「アルネ津山」は、音芸ホールなど大型公営施設を組み込んで進められた「再開発事業」の事例として視察し、徳島市の「新町西再開発」事業のあり方の是非を比較検討するためです。

高松丸亀町商店街の視察では、同商店街の振興組合理事長、古川康造氏がスライドと資料を豊富に活用し、郊外型大型店の進出で一気に衰退している商店街をいかに立て直したについて、詳しく説明し、公共施設に頼らず、コミュニテーを核として全員同意型を貫いたことがここまでの商店街復活の鍵となったなどと報告されました。

「アルネ津山」の視察では、地元市議会の議長に歓迎のご挨拶をいただき、担当課職員5名が、経過と現状をくわしくご説明いただきました。また、地元津山市の末永弘之日本共産党市議にも同席いただき、市民目線から再開発事業の実態をお聞きすることが出来ました。現状は、予定通りの利用者数や利益が上がらず、赤字部分の保留商床の買取などで、市が過大な負担を強いられていること、しかも、音芸ホール・図書館などがあり、撤退も出来ず苦慮している様子がよくわかる視察となりました。

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