今朝のしんぶん赤旗(日刊)は一面トップで、科学技術庁が89年6月に原子力局原子力調査室名で出した「最近の原子力発電に対する反対運動の動向について」と題する報告書を取り上げ、1986年~89年にかけて科学技術庁(当時)が、日本国内の原発反対運動の監視活動を行っていたことを暴露しました。
報告書では四国電力の伊方原発での出力調整運転試験に反対する運動(88年2月)に対して、「誤解によってもりあがる」と記述。北海道泊原原発と幌延町の核廃棄物処理施設の設置に反対する運動(88年9月~11月)に対しては、「共産党系反対派」などのレッテルを貼っています。
原発反対運動を敵視し、原発の推進のためには、反対派の動向を監視し、これをいかに封じ込めるか、また原発推進の裏側のひとつが暴露されたようです。
詳しくは、しんぶん赤旗(日刊)をどうぞ。では。