セシウム・肉牛汚染に思うこと。

放射性セシウムが検出された牛肉の原因が、「稲わら」にあり、セシウムを含む稲わらを与えられ、汚染の疑いのある牛の出荷頭数は18日現在で505頭にのぼり、流通先は38都道府県に上るという。徳島県も38都道府県の中の一つである。

「稲わら」は何処でセシウム汚染された?肉牛だけの問題ではない。

気になる一つは、新聞報道によると山形・新潟の畜産家は「稲わら」を宮城県の業者から「わらを仕入れた」としていることです。宮城県産の「稲わら」なのか?それとも、宮城県の業者はどこで「稲わら」を調達したのか?セシウムは水溶性が高く、稲わらが汚染されているとするなら、その付近の「水」に吸収され、水道水や野菜などを通じて、体内に取り込まれる危険が考えられます。

放射能汚染~20キロ・30キロ圏の対応ではすまない事態鮮明に

肉牛を出荷した福島県内の畜産農家は、新聞で見る限り福島第一原発から70~100キロ範囲に及びます。セシウムを食べた牛たちはこれからどうなるのか、出荷停止された畜産農家の生計は?考えれば考えるほど心が痛みます。原発事故の取り返しようのない異質な罪深さに悲しみと怒りを禁じえません。

では。

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