とくしまマラソン5千人規模で開催決定~飯泉知事や内藤市長のいう「チャレンジ」とはいったい「誰のため・何の為」でしょう?ブランディングアップではなく知事や市長の危険なスタンドプレーとしか映らないでしょう。

今朝の新聞で、中止を決めていた第13回徳島マラソンについて、エントリーしていた「県内在住」者を対象として3月28日に開催するとしています。実行委員長の飯泉知事も県市協調を第一に掲げる内藤市長も、開催決定について「チャレンジ」という言葉再三使って理解を求めています。両氏の言う「チャレンジ」とは感染リスクにめげず経済・社会活動をどのようにすすめるかということのようですが、このチャレンジで5~6千人もの選手と大会運営者らへの感染リスクへの危険性、命と健康・の重さについてどのように受けとめているのでしょうか。新聞記事に「県外由来」の感染リスクを抑えるよう配慮したとの記述がありましたが、県内での発症者は少ない状態で推移しているとはいえ、全国でそして四国でも感染拡大が合い続く中、徳島県だけはコロナから無菌地域などといえる事態ではないはずです。コロナの感染者で、感染の自覚のない「無症状者」が一定割合でいることも明らかとなっている中、5千人規模の大会の開催が適切といえるでしょうか。

内藤市長の「これを機にチャレンジするとくしまとのブランディングをしていくことが重要」と発言されていますが、仮に、感染リスクをかけて徳島マラソンを実施し感染者が出なかったとしても、徳島マラソンの開催が他都市から見て徳島のブランディングアップになるでしょうか。知事や市長の危険なスタンドプレーとしか映らないでしょう。コロナ対策は危険なチャレンジではなく、まずは医療・介護・教育現場などへのPCR検査体制の拡充や住民の生活保障など地に足をつけたチャレンジを強く求めます。ちなみに、徳島マラソンに毎年出場している実弟に参加の有無とこの時期に開催する徳島マラソンの開催の是非について、意見をききましたが、参加はしない。コロナも怖いしコロナ禍で練習不足状態とのことでした。

 

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