PM(プロパティマネジメント)会社との業務委託契約を締結したと報告しながら~徳島市は「業務委託契約」の内容について「市も知りません」と答弁! あまりにもお粗末な対応にあきれました。

「そごう徳島店の営業終了に伴う取り組みについて」を議題として、9月2日、徳島市議会まちづくり対策特別委員会が開かれました。8月末をもって「そごう」が閉店し、今後の取り組み方を問う重要な委員会の場です。
 後継テナントの誘致については、そごう徳島店営業終了後現時点で90以上のテナントがアミコビルで営業するとしていますが、内実はアミコ専門店はほぼ現状維持で営業されますが、「旧そごう」の293店舗中、引き続き営業される店舗数は44店舗で、店舗数で13%にとどまっています。
 このような状況下で、PM 会社と徳島都市開発(株)との間で、旧そごう部分(アミコビル東館地下一階から屋上まで)のテナント運営管理業務・販売促進業務・施設管理業務のすべてにわたって業務委託契約を8月1日付で締結したと本委員会ではじめて報告を受けましたが、委員会で、「契約内容について議会にも報告いただきたい」と質問したところ、徳島都市開発(株)の出資者で実質のオーナーともいえる「徳島市」も業務委託契約の内容について、報告を受けていない、契約書を見ていない・知らないなどと答弁し、これからの後継テナントの誘致や旧そごう後の店舗運営施設管理について徳島市が事実上責任を都市開発に丸投げしている実態がほ浮き彫りとなりました。なぜ業務委託契約について、徳島市が「知らない」のかという点では、徳島都市開発とJLLの民間同士の契約だから、とか、相手の同意があれば、などの言い訳答弁がありましたが、徳島の顔ともいえるアミコビルの管理運営に関する「契約」において、徳島市も議会も知らない、わからないでは、無責任も甚だしいと言わなければなりません。
 

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