内藤市長の保育所待機児童解消代替案出る~県外の保育士確保を想定し、乳児(0~2歳)保育定員60から120人増える見通し等とは。

 8月29日付徳島新聞1面に、「徳島市7幼稚園時間延長で利用促進」「保育所待機児童解消へ」の見出しで内藤市長の下で、徳島市が見直しを決めた「私立認定こども園・保育園施設等整備事業」の代替え案(来年4月実施)が示されました。
  記事によると、市内の定員増は、⓵私立保育施設4園の新設・改築で84人増⓶国府で3歳児保育の開始30人⓷市立保育所7園の在宅育児相談室に配属されている保育士を保育所に移し0から2歳児の定員を21から42人増(在宅育児家庭相談室には再任用職員等で充てる)⓸県外保育士の増員(県外で3年以上働いていたUターン等に50万円一時金支給で20人利用想定)で0歳から2歳児の定員60人から120人増える見通しで、総計195人から276人の定員増となるとしています。(84+30+42+120=276人)
 この代替え案では、総定員増の43%が「県外保育士確保」の見通しのもとに建てられ、0歳から2歳児の定員増では、81%にも上ります。50万円の一時金を支給すると言え、県外保育士の確保がたやすいものとは思えません。また、在宅育児家庭相談室から保育士を移すとのことですが、在宅育児相談等も経験に基づいた重要な仕事ですから右から左というわけにもいかないように思われます。以上、新聞報道の範囲で、コメントしておきます。

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